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2010年9月17日 (金)

この夏の住人。

この夏、我が家には住をともにする仲間? が出来た。
あるとき、二階にある祐太郎の部屋から何気なく外を見た時に気がついた。
窓を開けたその先、ちょうどベランダの外壁部分に、蜂の巣がある。 元来、虫や動物好きの僕はがぶりよった!! 


アシナガバチの中でも、攻撃性の強いとされる キアシナガバチである。サッシから約10センチと言う非常に近い距離にあるため、室内からの観察にもうってつけで、本当に良く見える。

P1260308

サッシを閉めておけば、まさに水槽の中に飼われているアシナガバチ、といってもいいくらい(実際にはそんな飼い方は不可能に近いが) 祐太郎は夏休みとあって、こりゃあ、自由研究にはうってつけの題材に成りそうだな〜、と一人ほくそ笑む。しかし、問題は奥だ、、、こんなのが見つかった日にゃ、確実に大騒ぎの後、市役所、いやいや 警察、もしくは自衛隊、下手をすれば国連治安維持部隊をも呼びかねない。
じーっと、蜂たちの様子を見ていると、なんだか一所懸命に生きてるその様がいじらしく思えてきて、国連治安維持部隊から守って上げよう! と密かな僕だけの秘密にすることにした。

P1260204


7月中旬、巣を最初に見つけた時は、2匹くらいしか蜂はいなかった。女王バチと最初に生まれた働きバチだと思われる。 それが日々観察しているうちに徐々に増えていく。さなぎから成虫に羽化しているのだ。
羽化する瞬間を見たいなあ〜 と思い張り込みを続けるが、未明のうちに羽化するらしく、その瞬間を見る事は叶わない、、、


P1260207


庭から見上げる巣の様子。たくさんの部屋がある。白く覆われている部屋はさなぎが入っている部屋である。


成虫はみんな働いているのかと言えば、実はそうではない事が分かる。餌を採ってくるハチは個体が決まっているようであるし、巣を守るために見張りをしているのも決まったハチである。残ったハチは巣の裏側に固まってじ〜っとしている。以前ミツバチの事をTVでやっていた時にも、かなりのハチが遊んでいて働かない事実を放送していたが、アシナガバチもどうやら一緒であるらしい。
徐々に増えるハチ、僕は少しずつ、サッシを開けガラス越しではなく直接眺める事にチャレンジしてみた。見張りのハチが血相を変え? (実際には血相は変わらないが、、、)僕のほうを睨みつけ、羽を素早く広げる体制になった。すぐには襲ってこないのは知っていたが、やはり怖い、、、
それでも僕が見ていると、お尻を持ち上げ、おもいっきりヒクヒクさせる。すると、隠れていた怠惰なハチたちが一斉に同じようを体制をとり始め、巣はかる〜くパニック状態に陥る。そういう時はそ〜っとサッシを閉める。

P1260307


そんなに睨むなよ〜、、、おじさんは悪い事しないからさ〜あ。

連日の猛暑、朝の一時、巣には直射日光があたり、とても暑そうである、、、そんなとき、働きバチの中でもきちんと働くやつはこんな行動をとっていた。


どうであろう、なんと自らが扇風機となり、一生懸命に羽ばたいて巣の温度を下げて中の幼虫、さなぎを熱から守っているのだ!

この辺がすばらしくいじらしいと言うか、、、虫だって偉いものである、と思わせる。
 ちょうどこの頃、大阪で子ども2人を置き去りにして殺してしまった馬鹿者のニュースで世間が騒いでいた、、、なんだか、2人の子どもさんはあんな母親の元だったら、いっそ人間じゃあなくて、蜂の子に生まれたほうが幸せだったのか? なんて、勝手に思ってしまって涙した。


毎朝の日課は、ベッドから出るとまっすぐに祐太郎の部屋に行き、二匹のハムスターの様子を眺め、その後、サッシを開けて、「おはよ〜」と小声で挨拶をする事が楽しみになった。 空気を震えさせるように声を出すと、直ぐさま見張り番が警戒態勢をとり、こちらを睨みつけてくるので、あくまでも小声で挨拶をするのである、、、
そして最初のうちは蜂の個体数を数えて、おお〜また増えた! などと喜んでいたが、だんだん増えてくると数えるのが大変になり、やめた、、、
毎朝の挨拶が功を奏したのか、蜂たちはサッシが開いてもほとんど動じなくなった。ここで、密かに祐太郎に秘密を教えてあげた。もちろん、絶対にママには内緒 という条件付きで。

 初めて蜂の巣をみた祐太郎は目を丸くして、スゲースゲー!!と大喜びしていたが、時期に飽きたのか、そんなに興味を示さなくなった。翻って僕の興味が尽きる事はなく、子どもよりも子どもっぽく、
事あるたびに蜂の巣を覗く日が続いた。

P1260367


暑い時、怠惰バチたちは巣穴の中に頭から潜り込み、寝ているのかなんなのか、まったく動こうとしない。二匹くらいの働き者バチが扇風機になって、せっせせっせと羽ばたき続ける。


観察しているといろんな事が分かるのだが、あるとき、蜂の巣のすぐそばに小さな小さなハエのような虫がやってきて、ブンブンと飛び回ってるのに気がついた。最初はタマタマだと思ったが、執拗に飛び回るのでよく見ていたら、そのコバエのような虫はあきらかに蜂の巣を意識して飛んでいる様子だ。
そして、蜂の巣のすぐ上のあたりの外壁に止まった。大きさはショウジョウバエよりも小さなくらい。
その虫は、少しずつ巣へ近づいてくる。そして、ついに蜂の巣に飛び乗ってきた。最初は見張り番に見つかって、追い返された。しかし、また執拗にやってくる。見張り番も気が気ではないようである。
最終的にそいつは、巣穴の中に素早く潜り込んでいった。蜂の数、おおよそ15匹。あの小さな巣にそれだけの蜂がいても、間隙を縫って潜り込んだ。おそらく幼虫に卵を産んで寄生するのでは、、、と思われる。


こんな日常においての虫との戯れ、、、僕の小さな小さな喜びである。 8月下旬近くになると、目の色がとてもきれいな蜂が数匹いるのに気がつく。これはどうやらオスバチのようである。そして、こいつらがまた全く何の約にも建たない。巣を守るでも無し、餌を捜してくる訳でもなし。何にもしない。
まあ、こいつらの使命は、女王蜂との交尾のみ、、、それ以上は何も無しということらしい。
僕としては、同じ男として、何やら複雑な心境だ・・・


九月に入り、今まで居たハチたちが、一斉にその姿を消した。最後には二匹のメスバチが残って、最後のさなぎを懸命に守っていたが、さなぎが羽化するのを待たずして、この二匹も姿を消した。
今日は彼らがその姿を消してから、二日目である。なんとなくポカーンとして、寂しい。
一体、彼らはどこへ行ってしまったのか?? 答えは意外な場所にあった。 庭の東手の生け垣の一部分で固まっているのを見つけた。顔を10センチくらいまで近づけても大丈夫。さすがは我が家の居候たち。大家の顔をやっと覚えてくれたようである。
今日も空っぽの巣には誰も戻る事はなく、巣は完全に放棄されてしまった様子である。
あ〜あ、ハチも居なくなっちゃった、、、ここ最近なんだか物足りなくつまらない僕なのである。
ハチよ!刺さないのなら、また来てもいいよ〜

これからの季節、冬を越す唯一のハチ、女王バチは洗濯物などの中に潜り込んでいる場合が多い。
洗濯物を取り込む際は、十分に気をつけて。また、山ではスズメバチに刺されるケースが
急増している。事故等にはくれぐれも気をつけて、、、 また、顔見知りではないハチにはむやみに挨拶をしないと言うのも重要である。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ja2416さんへ
こちらこそご無沙汰してました、ブ〜〜ンと空にプロペラの音が聞こえてくるとつい見上げて、機影からモグラ機だと分かるともしかして2416さんかな〜と目を凝らすのですが、さすがにレジスタまでは確認出来ず、、、coldsweats01

おお〜!! プリ◯△が納車になるのですね〜、おめでとうございます!! そしてルーフに自転車とは、、、かなりいい感じなんじゃあないですか! どうぞ、自転車の世界にもいらっしゃってくださいませ〜
プリウスでエコに貢献し、そして行った先で自転車で遊ぶ。素晴らしいライフスタイルじゃあないですか〜。
僕もキャリア付きのプリウス、チェックします!!wink
ちなみに僕は普段キャリア付きのファンカーゴにて仕事していますhappy01

ピナ男さんへ
ありがとうございます、う〜ん、そこなんですよね〜、確かに刺される可能性もある訳で、危険ですよね〜bearing
でも庭の毛虫類を食べてくれる益虫の側面も持ち合わせており、、、
まあ、僕の場合は”子ども”なんでしょうけど。 笑
これ、アシナガバチだから許しておけますが、スズメバチだったらアウトですね、完全に。

我が家の坊主は、虫が苦手なので庭でキャッチボールなんかしてても何か虫が飛んでくると、ひぇ〜っとかわ〜っとか 騒いで逃げるのです、、、そして、家に逃げ帰ると殺虫スプレーを手に逆襲に出ようとします、、、catface   そういう情けない息子にも虫になれてほしいのと、そういう小さな世界がすぐ傍にあり、みんな懸命に生きてるってことを分かってほしかったんです、、、

お久しぶりです。立派なハチの巣ですね。懸命に生きているんですね。あの猛暑の中、身をていして扇風機役を果たす蜂、偉いんだなあ~と感心しました。それに比べ人間って、なんて怠惰なんだろうと、反省しました。やっと涼しくなって、すごしやすい季節を迎えます。以前マットシさんから教えていただいたメーカーのルーフキャリアに自転車つけて、どこかにでかけ、メタボ対策を実行しようとひそかに考えています。本日ルーフキャリア付きのプリ〇△納車になります。かっこいい自転車はもっていませんが、折りたたみ式自転車があるのでそれでもとりあえずのっけてみようかなと・・・。

やはり生垣に固まってましたか。
彼らにとっても種の保存は大事なことですが
目の前をブンブン飛ばれるとねえ。
子供の頃、虫の行動を観察するのが好きでした。
しかし大人になるにつれすっかり忘れて。
そんな純粋な子供の部分を残すmattoshiさんを
うらやましいと思います。

Kojiさんへ
ありがとうございます、Kojiさん。
虫は虫で一生懸命生きていますよね。
もちろん、本能だけであり、我々みたいな”思考”の部分は無い、と言います、が見ているとなんだかそうは思えなくなって来る時があります。
庭に居る残党たちがこの後どうなっていくのか、、、まだ観察は続きます。

生き物にとって子孫を残すというのは最大の使命で、炎天下の巣に健気に風を送るハチの様子には感動すらしました。観察するといろんなことが分かって面白いですね。なんだかファーブル昆虫記を見ているような、そんな素晴らしいレポートでした。

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